【紀ノ国屋】JR東日本の100%子会社として再スタート

2010/04/02 19:10
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 JR東日本は4月1日、首都圏で高級スーパーを展開する紀ノ国屋(東京都港区)の株式を100%取得、菅野研也社長など新たな経営陣を送り込んだ。1953年に日本で初めて集中レジを設置し、セルフサービス式の食料品店を開業したスーパーマーケットの元祖は、JR東日本グループの企業として再スタートを切った。

 

 紀ノ国屋は高級住宅地やデパート地下、駅ビルなどを中心に小型店を含め17店舗を展開しているが、今後はJR東日本の駅およびその周辺の立地を中心とした成長戦略を描く。

 

 JR東日本は駅ビルの「ルミネ」やコンビニエンスストアの「ニューデイズ」などを運営しているが、食品スーパー事業を手がけるのは今回が初めてとなる。

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