【ファミリーマート】営業総収入、営業利益とも過去最高を記録

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 ファミリーマートの2010年度上半期(3~8月)の連結業績は、加盟店からの収入に直営店売上高を加えた営業総収入が13.8%増の1632億円、営業利益は11.6%増の219億円でいずれも過去最高を記録した。

 6月以降は客数が前年を上回り、全店ベースでの客数(1日・1店舗当たり)は960人と前年同期から14人伸び、過去最高となった。粗利益率が0.35%改善し、28.45%となったことも利益を押し上げた。

 チェーン全店売上高は11.8%増の7278億円、既存店売上高は2.3%のマイナスだった。店舗については360店を出店(閉鎖は108店)、そのうち153店舗は今年3月に吸収合併したam/pmからファミリーマートへの転換。ファミリーマート転換後は、売上高は約30%の伸びを示しているという(転換6ヵ月前比)。

 am/pm事業の営業損益は1億円の赤字だった。当初は3億円の営業赤字を見込んでいたが、販管費抑制などで赤字幅が縮まった。通期では6億円の営業赤字予想だったが、損益とんとんになりそうだ。

 期末店舗数はファミリーマート単体で7410店舗(252店舗増)、国内エリアフランチャイズ(FC)4社で536店舗(6店舗増)、海外エリアFCが8608店舗(507店舗増)で合計1万6554店舗となった。

 2011年2月期通期の業績は、営業総収入3148億円(前期比13.2%増)、営業利益366億円(9.2%増)、純利益173億円(14.5%増)を見込んでいる。

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