【トーホー】買収効果などで営業利益28%増、第1四半期

2010/06/09 09:46
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 業務用食品卸のトーホー(神戸市)が発表した2011年1月期第1四半期(10年2月~4月)の連結決算は、営業利益が前年同期比28.6%増の7億8100万円だった。10年1月期に買収した会社が主力の業務用食品卸事業の売上拡大に寄与したほか、経費削減効果で大幅増益につながった。

 

 売上高は9%増の444億円、純利益は53%増の4億5900万円だった。業務用食品卸事業は売上高271億円(16%増)、営業利益3億円(56%増)と好調だったが、現金食品卸店舗「A-プライス」事業と「トーホーストア」の店名で展開する食品スーパー事業はともに減収だった。

 

 11年1月期通期の業績は売上高が前期比3.7%増の1820億円、営業利益が10.8%増の28億円と従来予想を据え置いた。

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