【OTC市場】8000億円弱で横ばい、改正薬事法でも市場伸びず

2009/10/20 10:40
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 矢野経済研究所はOTC(一般用医薬品)市場に関する将来予測をまとめた。2008年のOTC市場規模(指定医薬部外品を含むメーカー出荷金額ベース)は前年比1.0%減の7740億円と推計され、8年ぶりのプラス成長となった07年から再びマイナス成長に転じた。

 

 09年6月にはOTCの販売制度の見直しを柱とする改正薬事法が完全施行され、登録販売者制度の新設によってスーパーやコンビニエンスストアなど異業種による医薬品販売への参入が増加することが予想されたが、現時点では実験的な展開にとどまっている企業が多く、今後もOTC市場は横ばいが見込まれる。

 

 同研究所の推計では、2009年のOTC市場規模は前年比0.8%減の7680億円、10年からはスイッチOTC(医療品医薬品の成分を転用したOTC)開発の進展や医薬品販売への新規参入によってプラス成長に転じるもののその勢いは弱く、12年で7750億円と08年比でわずか10億円の増加と横ばい傾向が続くものと見られる。

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