ケーズHD、遠藤専務が社長昇格、加藤社長は会長兼CEOに

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 家電量販店大手のケーズホールディングスは遠藤裕之専務(59歳)が社長に昇格する人事を固めた。創業家の加藤修一社長(65歳)は代表権のある会長兼CEOとなる。

 遠藤氏は日本マクドナルドを経て、1985年にカトーデンキ販売(現ケーズホールディングス)に入社。95年に取締役、2003年常務、06年からは専務取締役営業本部長を務めている。社長就任は6月29日の予定。

 一方、加藤氏は父親が創業したカトーデンキ販売を引き継ぎ、同社の株式を上場した後、東海地方が地盤のギガス、関西の八千代ムセン電機(現関西ケーズデンキ)、東北のデンコードーなどを子会社化、ケーズホールディングスを業界トップクラスの企業に育て上げた。

 なお、遠藤氏の社長昇格と同時にダイエー出身の山田康史専務(62歳)が代表権のある副社長となり、商品本部長を兼務する。

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