【四半期決算】イズミは2ケタ減益、天満屋ストアは最終赤字

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 イズミ(広島市)の2011年2月期第1四半期(10年3~5月)連結業績は、売上高は前年並みを保ったものの、値下げ競争の影響などで売上総利益率が低下、営業利益は前年同期比13.2%減の49億円に終わった。営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は0.2%増の1213億円だった。売上総利益率は0.7ポイント低下の21.1%となり、売上総利益は7億円減少した。

 単体での既存店売上高(直営店)は4.1%減、とくに衣料品が10.3%減と落ち込みが大きかった。期間中に店舗の出退店はなかった。11年2月期通期では営業収益4943億円(0.4%増)、営業利益214億円(4.8%増)、純利益97億円(10.8%増)を見込む。

 一方、天満屋ストア(岡山市)の第1四半期連結決算は営業収益が6.5%減の206億円に落ち込み、営業利益は10.0%減の3億円となった。期中に早期退職した76人の割増退職金3.8億円を特別損失として計上したため、純損益は1億円の赤字(前年同期は2億円の黒字)に陥った。

 これを受けて、11年2月期通期の純利益予想を2.3億円引き下げ2.7億円(前期比40.9%減)とした。営業収益は830億円(5.7%減)、営業利益は18億円(31.7%増)で従来予想を据え置いた。

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