バローが2010年度上期(4~9月)の連結業績を発表!12店舗の積極出店で増収増益

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 中部地方を地盤に食品スーパーやホームセンターなどを展開するバロー(岐阜県多治見市)が発表した2010年度上期(4~9月)の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比8.4%増の1857億円、営業利益が9.2%増の47億円だった。

 長野県や滋賀県など同社としては未開拓のエリアへの出店を含め、食品スーパー12店舗を新設した効果で増収増益につなげた。このほか、今年3月に買収したビックポンドストアーの静岡県島田市内の7店舗を「バロー」および「食鮮館タイヨー」に転換してオープンした。

 バロー単体での既存店売上高は、食品スーパー事業が前年並み、ホームセンター事業が1.6%増だった。食品スーパー事業は6月以降の4ヵ月連続で既存店が前年実績を超え、10月も1.2%増と好調を維持している。

 下期は食品スーパー6店舗などの出店を計画、10年度通期(11年3月期)では、営業収益3739億円(前期比8.4%増)、営業利益96億円(1.6%増)を見込んでいる。資産除去債務に関する会計基準の適用で純利益は21.4%減の31億円となりそうだ。

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