イズミヤの2011年2月期、営業益は75%増の37億円、最終損益も黒字化

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 イズミヤ(大阪市)が発表した2011年2月期の連結業績は、販売管理費を約40億円削減した効果で営業利益が前期比74.9%増の37億円となった。特別損失の計上が減ったことなどから最終損益は前期の70億円の赤字から7億円の黒字に転じた。

 営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は前期より3.1%減って3572億円となった。新店投資は食品スーパー業態1店舗にとどめた。下期に入って既存店売上高は前年並みの水準に戻ったが、通期では2.5%のマイナスだった。12年2月期については、0.5%増と既存店はわずかながらプラスを見込んでいる。

 今年は9月に中国・蘇州で海外1号店をオープンする予定。12年2月期の業績は、営業収益が0.5%増の3590億円、営業利益が18.6%増の45億円、純利益は6%増の8億円となる見通し。

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