関西スーパー、販管費圧縮で32%の営業増益、2010年4~12月期

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 関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)が発表した2010年4~12月期の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が4.7%増の883億円、営業利益が32.0%増の11億円だった。価格競争の激化で売上総利益率は0.5ポイント悪化し23.1%となったが、販売管理費の伸びを1.1%増に抑えたことで、営業利益が大きく伸びた。

 店舗については4~5月に大阪府内で4店舗を新設、10月以降に既存店2店舗で青果・総菜売り場を拡充、省エネ型冷凍ケースを導入するなどの改装を行った。

 水産・青果物で産地直送を増やす一方、青果では消費頻度の高い野菜の低価格販売を強化した結果、既存店売上高は回復傾向にあるという。

 11年3月期通期の業績については、営業収益が1159億円(前期比4.5%増)、営業利益16億円(22.2%増)の増収増益を見込んでいる。

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