【米ウォルマート】売上高は4050億ドルで1%増、10年1月期

2010/02/23 10:07
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 米ウォルマート・ストアーズが発表した2010年1月期の売上高は、4050億ドル(サムズ・クラブの会費収入を除く、約37.6兆円)で前期比1.0%の微増だった。セグメント別の売上高は米国ウォルマート部門が2582億ドル(約24兆円)で1.1%増、国際部門が1001億ドル(約9.3兆円)で1.3%増、サムズ・クラブ部門が467億ドル(4.3兆円)で0.4%減だった。国際部門の売上高が初めて1000億ドルを超えた。

 

 販売管理費を抑制したことなどから営業利益は5.1%伸びて、239億ドル(約2.2兆円)となった。セグメント別では米国ウォルマート部門が195億ドル(5.2%増)、国際部門が50億ドル(1.9%増)、サムズ・クラブ部門が15億ドル(8.1%減)。既存店売上高(燃料販売を除く)は米国ウォルマート部門が0.2%減、サムズ・クラブ部門が1.4%増だった。

 

 09年は世界的な不況で小売業にとっては強い逆風の1年だったが、米国内でのコスト削減と国際部門の貢献で増収増益を確保した。CEO(最高経営責任者)のマイク・デューク氏は「新しい会計年度も経費増を売上の伸びよりも抑える」としている。

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