バローの2010年4~12月期連結決算、営業益は17.1%増の85億円

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 食品スーパーやホームセンターなどを展開するバロー(岐阜県多治見市)の2010年4~12月期連結決算は、主力の食品スーパー事業が既存店ベースで増収を維持するなど好調で、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は前年同期比8.6%増の2853億円、営業利益は17.1%増の85億円と増収増益だった。将来の店舗閉鎖に関わる費用を特別損失として前倒し計上したことで、純利益は5.0%減の33億円となった。

 食品スーパー事業ではバロー本体で15店舗、連結子会社で2店舗を新設。また、昨年度末に買収した静岡県内のビックポンドストアー7店舗を改装。同事業の営業収益は2033億円、営業利益は59億円だった。

 連結ベースでの売上総利益率は23.5%と0.2ポイント改善する一方、販売管理費率は0.2ポイント低下して24.1%、この結果、営業利益率は0.2ポイントアップの3.1%となった。

 11年3月期の業績については、営業収益が3739億円(8.4%増)、営業利益が96億円(1.6%増)、純利益が31億円(21.4%減)を見込んでいる。

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