【大黒天物産】5月期決算は30%の営業増益、不況下で価格競争力発揮

2009/10/13 16:37
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 「ラ・ムー」「ディオ」などの店名でディスカウント食品スーパーを運営する大黒天物産(岡山県倉敷市)が発表した2009年5月期の連結業績は、売上高が前期比14.1%増の734億円、営業利益が29.9%増の35億円、純利益が27.9%増の18億円と2ケタの増収増益を記録した。昨年12月以降、3回にわたり「1億円利益還元セール」を行うなど低価格販売を強化したことで、節約志向の高まる消費者の支持を得た。同社は今年1月に業績予想を上方修正していたが、通期業績はそれをさらに上回る結果となった。

 

 09年5月期は4店舗を新設し、期末店舗数は53店舗となった。同社は店舗の24時間営業を強化しており、53店舗中41店舗が24時間営業店となっている。

 

 10年5月期は5店舗の新設を計画しており、売上高は4.9%増の770億円、営業利益は4.1%増の38億円、純利益は5.1%増の19億円を見込んでいる。

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