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2017年8月8日

今、どのようなロングセラーブランドが評価されているのか?
チェーンストアMD研究会
「ロングセラーブランドに関するアンケート」結果報告

 チェーンストアMD研究会では、ロングセラーブランドへの評価を調査するために、小売業の仕入れ・販促担当者を対象に今年6月~7月に「ロングセラーブランドに関するアンケート」を実施した。

 

 Q1で7つのカテゴリー(「加工食品」「日配品」「菓子」「冷凍食品・アイス」「飲料」「酒類」「日用品」)において、ロングセラーブランドとして評価している商品についてたずねた。それぞれ評価する理由についても聞いた。

 

 「加工食品」については、「バーモントカレー」(ハウス食品)が最多(2社)となった。「一貫性」や「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」が評価された。このほか9つの商品に票が集まった。評価する理由については「味と機能性」が最も多く、「一貫性」「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」「ニーズへの適応性」と続いた。

 

 「日配品」については、「明治ブルガリアヨーグルト」(明治)が最も多かった(3社)。そして「ヤクルト」(ヤクルト)、「マルちゃん焼そば」(東洋水産)が2社で続いた。評価する理由については、「味や機能性」「ニーズへの適応性」「一貫性」の順に多かった。

 

 「菓子」では、「亀田の柿の種」(亀田製菓)と「かっぱえびせん」(カルビー)が2社となった。このほか「ポテトチップス」(カルビー)、「カール」(明治)といったスナック菓子、「ポッキー」(江崎グリコ)、「ミルクチョコレート」(明治)、「森永ミルクキャラメル」(森永製菓)などが挙げられた。評価する理由は「味や機能性」「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」「一貫性」が多かった。

 

 「冷凍食品・アイス」では「ガリガリ君」(赤城乳業)、「あずきバー」(井村屋)とアイスが上位となった。評価する理由をみると、ほかのカテゴリーよりも「味と機能性」が高く評価されている。

 

 「飲料」は「お~いお茶」(伊藤園)が最多(4社)となった。続いて「コカ・コーラ」(日本コカ・コーラ)が2社で続いた。評価される理由では、「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」が最も多かった。

 

 「酒類」は「スーパードライ」(アサヒビール)が6社と最も多く、圧倒的な支持を得ていることがうかがえる。「いいちこ」(三和酒類)が2社を集めた。評価する理由は「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」「一貫性」が最も多かった(7社)。

 

 「日用品」では「サランラップ」(旭化成ホームプロダクツ)、「アタック」(花王)、「クレラップ」(クレハ)が評価された(2社)。このほか花王のブランドとしては「トップ」「メリット」「エッセンシャル」の3つが挙げられた。評価する理由では「一貫性」が最も多かった(7社)。

 

 Q2では、今注目している、もしくは今後売上が伸びると期待しているロングセラーブランドをたずねた。「じゃがりこ」(カルビー)、「クリアアサヒ」(アサヒビール)、「明治プロビオヨーグルトR-1」(明治)、「いろいろ使えるカンタン酢」(Mizkan)などが挙げられた。現在支持を集めているロングセラーブランドと同様に、「味や機能性」「消費者とのコミュニケーション力(継続性)」「ニーズへの適応性」に期待していることがわかる。

 

 Q3ではメーカー協業によるロングセラーブランドのプロモーションについて聞いた。「取り組んでいる」「現在はあまり取り組んでいないが今後は取り組んでいきたい」が4社、「あまり取り組んでいない」の3社と回答が分かれた。

 

 Q4 ではロングセラーブランドのブランド力を高めていくためには何が必要をたずねた。「コミュニケーション力の強化」「味や機能の追求」「ニーズへの適応性」の多く挙げられ、「新規顧客の開拓」「ブランド拡張」といった客層を広げることへの回答は少なかった。

 

調査方法:
2017年6月7日~7月7日にかけて、「ロングセラーブランドに関するアンケート」を「チェーンストアMD研究会」の会員を対象に実施した。

 

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