【スギHD】第1四半期は減収減益、インフル特需の反動など

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ドラッグストア大手のスギホールディングスが発表した2011年2月期第1四半期(10年3~5月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.2%減の726億円、営業利益が5.1%減の27億円と減収減益だった。花粉飛散量の減少で花粉症関連商品が不調だったほか、前年の新型インフルエンザ特需の反動が出た。

 事業セグメント別では、中核のファーマシー事業(スギ薬局)で売上高514億円と2.1%の増収だったものの、販売管理費が5.2%増と売上の伸びを上回り、営業利益は16.8%減って27億円となった。ドラッグ事業(ドラッグスギ、ジャパン)は店舗数が減ったこともあって売上高が5.7%減り、206億円。販管費削減効果で営業利益は約3倍の2.96億円だった。治験事業は9800万円の営業赤字(前年同期は3億7400万円の赤字)だった。

 11年2月期通期では売上高3085億円(5.1%増)、営業利益112億円(10.4%増)、純利益67億円(30.3%増)と増収増益を見込む。

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