【スギHD】子会社の減損損失計上などで純利益は前年割れに

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ドラッグストア大手のスギホールディングスは2010年2月期連結業績予想を下方修正した。子会社による治験事業参入時に発生した「のれん」および固定資産の減損損失を特別損失として12億円計上するため、純利益は従来予想の63億円(前期比17.2%増)から51億円(3.6%減)に減り、前年割れとなる見込みだ。

 既存店ベースの売上高はグループで0.4%増、主力のスギ薬局でも1.0%増と堅調に推移したものの計画には届かず、売上高予想は2951億円(8.4%増)から2935億円(7.8%増)へと引き下げ、営業利益予想も108億円(8.8%減)から101億円(14.4%減)に修正した。

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