セブン&アイの2009年3~11月期、百貨店と外食が営業赤字

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 セブン&アイ・ホールディングスの2009年3~11月期連結決算は、営業収益が前年同期比11.8%減の3兆8161億円、営業利益が21.8%減の1706億円、純利益が31.8%減の693億円となった。営業収益の落ち込みについては、北米7-イレブン・インクがガソリン単価の大幅な下落と円高で合わせて約3460億円の減収要因となったこともあるが、セグメント別で全事業が減収となっており、コンビニエンスストア事業(18.9%減)、フードサービス事業(16.4%減)、金融関連事業(10.6%減)の落ち込みが目立った。

 セグメント別の営業利益では金融関連事業(237億円、12.6%増)を除き、すべてが前年同期比でマイナス。百貨店事業(22億円の赤字)とフードサービス事業(20億円の赤字)は営業赤字だった。主力のコンビニエンスストア事業は1471億円で前年同期比12.1%のマイナス、イトーヨーカ堂やヨークベニマルなどのスーパーストア事業は33億円で83.0%のマイナスと共に振るわなかった。

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