【国分】青果卸最大手の東京青果と業務提携、農産物事業を強化

2011/01/26 10:23
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 食品卸最大手の国分は1月17日、青果卸最大手の東京青果(東京都大田区)と青果流通に関する業務提携を結んだ。

 

 国分は昨年から農産物の取り扱いを始めたが、東京都中央卸売市場大田市場の中核企業である東京青果と組むことで、野菜や果物の卸売事業を強化する。生産者や市場動向に詳しい東京青果と小売や外食チェーンに太いパイプを持つ国分は相互に機能補完できると考えた。

 

 今後は情報の共有化や農産関連品の企画・調達・販売の共同化を進めると共に、人材交流などを図る。

 

 東京青果の連結売上高は2132億円(2010年3月期)。大手食品卸では三菱商事系の菱食や伊藤忠商事系の日本アクセスを軸にグループ卸の集約化を図る動きがあり、国分は異業種との提携で事業基盤の強化を図る。

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