アルビス、2010年3月期は食品スーパー買収効果で増収増益、卸部門は苦戦

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 北陸を地盤に食品スーパー事業と食品卸事業を展開するアルビス(富山県射水市)の2010年3月期連結業績は、09年10月に富山県で食品スーパー5店舗を展開するサンピュアーを買収した効果などで食品スーパー事業が大きく伸び、全体の業績を引っ張った。営業収益(売上高と営業収入の合計)は前期比3.8%増の732億円、営業利益は11.8%増の9億円だった。

 事業セグメント別では、10店舗を新設(1店舗を閉鎖)と積極出店の効果もあった食品スーパー事業の営業収益が8.4%増の559億円、営業利益が13.9%増の10億円と伸びた。一方、外販(食品卸)事業の営業収益は9.0%減の166億円、営業利益は8.9%減の7億円と減収減益だった。

 11年3月期の業績は、営業収益が780億円(6.5%増)、営業利益が11億円(22.1%増)、純利益3億円(14.3%減)を見込んでいる。

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