福島県のJAみちのく安達、イオン店内で出荷制限中のカリフラワーを販売

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 JAみちのく安達(福島県二本松市)とイオンリテールは6月7日、福島第一原子力発電所事故の影響で摂取・出荷制限されている福島県本宮市産のカリフラワーを「イオン郡山フェスタ店」(同県郡山市)の「JAみちのく安達 生産者コーナー」で誤って販売したことを明らかにした。

 6月1日と4日に計18個を同コーナーで販売した。同コーナーは地場野菜の販売振興のためイオン店内に設けられたもので、JAの担当者が商品を納品・陳列する。今回はJAの集荷担当者が確認を誤ったうえ、イオンの店舗従業員も開店前のチェックで見落としていた。

 両者は該当商品を購入した客に食べずに返品するよう店頭やホームページを通じて呼びかけると共に、行政への届け出を行った。

 福島県産のカリフラワーやブロッコリーなどアブラナ科の花蕾類の野菜は、郡山市や会津若松市などで産出されるものはすでに出荷制限が解除されているが、本宮市、二本松市などでは制限が続いている。

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