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2017年3月23日

【大日本印刷 スター精密】
電源不要の「キャスタービーコン」を活用したIoTサービスを開始

1.車輪に内蔵されたビーコンが電波を発信 2.クラウドサーバーが情報を受信して集計 3.管理画面で集計結果を表示
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 荷物カートなどの車輪(キャスター)に内蔵され、車輪の回転による発電で稼働する「キャスタービーコン」を活用し、商業施設や駅・空港などでの人やモノの現在位置や動きを可視化するIoTサービスを2017年4月に開始する。

 

 スター精密が開発した、カート等に搭載したBluetooth対応のキャスタービーコンが電波を発信、大日本印刷(以下DNP)が開発した位置情報に特化したIoTプラットフォームを使ってカート等の位置情報を集約することで、その現在位置や動線を可視化する。

 

 商業施設や駅・空港等の交通インフラ、倉庫・工場等の屋内施設を持つ企業などは、業務効率化や売上拡大のために、「人やモノの所在や動線を可視化したい」という要望に応えるサービスとなっている。

 

 1日の航空旅客数が平均10万人を超える成田空港での実験では、同空港内の10箇所に設置した受信機(ゲートウェイ)がカートの移動にともなう電波を受信して、その情報をクラウドサーバーに送信する。サーバーでカートの位置情報を集計し、その結果が管理画面に表示される。

 

●位置情報に特化したIoTプラットフォーム(DNP開発)

 IoTサービス用のAPIなどを実装しており、IoTサービスを早期に実現できる。各種機器が取得したデータは、高いセキュリティ機能をもつDNP柏データセンター内のサーバーに蓄積される。「所在・動線管理機能」に加え、屋内ナビゲーションやクーポン配信などの「情報配信機能」も備えており、スマートフォンアプリで位置情報に基づいた生活者向けサービスが実現できる。

 

●キャスタービーコン(スター精密が開発)

 荷物カートや什器などのキャスター内部に、電磁誘導型回転式発電ユニットとビーコン回路を搭載している。カートなどが動く際の車輪の回転力を利用した「エナジーハーベスト」により、ビーコンを動作させる電力がまかなえるため、電池交換の手間がかからない。約0.8mの移動で、電池タイプのビーコンと同等の電波を発信する。一般的なショッピングカート、台車、カゴ車などの車輪を交換するだけで利用できる。

 

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