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2017年1月5日

〈カー用品〉
クルマをきれいにすることで新たな効果を生み出すことも
シーズンに向けたアピールへ

Diamond Home Center

REPORT

Car Equipment

カー用品


クルマをきれいにすることで新たな効果を生み出すことも
シーズンに向けたアピールへ

ホームセンター(HC)の総売場面積は増加の一途をたどっている。全店での売上高は堅調だが、新店で既存店の落ち込みをカバーする状態が続いている。近年は天候などに、消費の動向も敏感に反応するようになってきた。このような環境の変化をとらえ、新たな消費者へのアプローチを見つけ出せるかが、今後のキーポイントになるだろう。(本誌:渡辺圭史)

 

 

● 売上高から振り返る2016年の動き

 

 一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会の2016年10月度の「〈HC売上高〉月例調査・速報」によると、調査開始以来13年2ヵ月連続で店舗数と売場面積は増加し続けている。

 2015年11月から16年10月の期間での全店の売上高を見ると、前年同月を上回った月は7回と堅調に推移している。

 しかし、既存店の売上高を見ると、前年同月を下回った月が8回と減少傾向にあり、新店で売上高をカバーする構図が続いている。

HC全店と「カー・アウトドア」の売上高前年比の推移(2015年11月~2016年10月)
出典:日本DIY協会 単位:%
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 HC売上高の中での各カテゴリー構成比率はトップがDIY素材・用品、次に家庭日用品、園芸・エクステリアと続く。この構成比率は年間を通して、安定している。

 前年同月の売上を超える月が多かったカテゴリーはペット部門、その次がDIY素材・用品となっている。それぞれ、前年同月よりも売上が割れた月が1~2回で、年間を通して好調であったことが分かる。近年、HCの売上の中で、特定の商品カテゴリーが売上比率の上位をキープしている傾向が強い。しかし、天候、震災による消費動向の変化が敏感に反応するようになってきたのも事実。これまで以上に、消費者を取り巻く生活環境の変化に対して、早い対応が求められているのだろう。

 HC売上高の1年間を振り返ってみると、2016年は天候の影響が大きかったと言える。全国的に気温の低い日が続き、雪も降った1月後半、暖房器具などの、季節商品全般が好調な動きを示していた。

 カー用品でも、雪対策の商品などを中心に、冬物アイテムの売上が伸びている。7月は全国的に天候にめぐまれたことから、来店客数が伸び、「園芸・エクステリア」や「カー・アウトドア」の好調な動きを示している。

 

● 年末年始シーズンに向けてのアピールを

 

 2016年、シーズンごとに好調な動きを見せたカー用品について、興味深いレポートがある。「クルマの汚れと交通事故に関する意識調査2016」(イチネンケミカルズ調べ)によると、ドライバーとクルマの汚れ、そして安全運転がお互いに影響を与えているという。

 運転中、フロントガラスの汚れは気になるところ。そのくもりなどによる視界の悪さによって、ドライバーの約4人に1人が事故に遭いかけたことがあることが分かった。

 こまめに掃除して、視界をクリアにすればいいのだが、フロントガラスの汚れが気になる状態で運転したことのあるドライバーは全体の約6割。意識はしていても、掃除する暇がないのが現実のようだ。

 フロントガラスの汚れが気になる状態での運転は、気にならない状態での運転に比べて、事故リスクが3倍になる危険性も指摘されている。クルマをきれいにしておくことが安全運転にもつながることをアピールし、店頭からその大切さを発信することも必要といえるだろう。

 

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