広がる店頭陳列の可能性

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「ネクスコート」が採用したカップ型のパッケージも、新たな試みとなる。カップ型にしたことで、スタッキング(積み上げ)ができるようになるため、売場で縦陳列での大量陳列が可能となった。鮮やかなブルーとレッドを基調にした目を引く色使いで、セールスプロモーション効果も高く、売場でのアイキャッチ効果を高めることにもつながる。
カップはコンパクトで場所を取らない12㎝程度のサイズとなっている。袋と違って倒れたり崩れたりすることがないことから、生活空間の中に置いても違和感がない。
こうした商品デザインから、エントリーユーザーにも受け入れてもらえるパッケージに仕上がったと同社は考えている。同社では、新たな価値を持つ「ネクスコート」で新たな顧客層の開拓を図り、ガーデニング市場の活性化につなげていく方針だ。
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「ハイポネックス原液 殺虫剤入り」を「薬剤を与えるときに、肥料を。という新発想」として提案

ハイポネックス ジャパンは2016年春、液体肥料の「ハイポネックス原液」に、殺虫成分を加えた「ハイポネックス原液 殺虫剤入り」を発売した。ガーデニングシーズンの立ち上がりには、「ハイポネックス原液」と同等のストアカバレッジとなり、同社の計画を上回る販売実績を挙げた。
16年に続き、17年もTVCMを予定。『薬剤を与えるときに、肥料を。という新発想』というキーワードをさらに強調し、幅広くPRしていく方針だ。
植物用活力液「リキダス」、家庭菜園用としての打ち出しを強化

2017年に発売6年目を迎える植物用活力液「リキダス」。16年に、お試し用サイズの160mlを発売して需要を拡大してきたが、17年は大容量サイズの800mlを発売し、レギュラーサイズの450mlと併せて、3SKUで展開する。また、ユーザーに向けて野菜苗に効果があるということを訴求し、家庭菜園コーナーでの販売を強化していく考えだ。
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