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2017年1月5日

〈HCの店頭プロモーション研究〉
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注目メーカーマーケティング


ハイポネックスジャパン

次世代を見据えた肥料「ネクスコート」
これまでとは異なる発想で、新たな価値を提案

ハイポネックス ジャパンは2017年春、次世代の肥料ともいえる「ネクスコート」を発売する。1粒にすべての肥料成分を内包したタイプの商品設計、スタッキング可能なカップ型パッケージと、従来の肥料とは大きく異なる商品だ。新たなガーデニングの需要を創造する肥料として、早くも流通関係者から大きな期待が寄せられている。

 

「GARDEX」で発表された次世代の肥料

 

上・ネクスコート いろいろな植物用/ 下・ネクスコート バラ用
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 ハイポネックス ジャパンは、2016年10月12日~14日、幕張メッセで開催された2016国際ガーデンEXPO「GARDEX」の会場で、「ネクスコート」を大々的に発表した。ラインアップは「いろいろな植物用」と「バラ用」の2アイテム。同社のブースで来場者の目に飛び込んできたのは、鮮やかなブルー(いろいろな植物用)とレッド(バラ用)を基調にしたカップ型のパッケージだった。

 袋タイプの粒状肥料が多いなかで、カップ型のパッケージにだれもが足を止めて注目し、商品を手に取ることとなった。さらに、1粒に窒素、リン酸、カリ、マグネシウム、微量要素のすべての肥料成分を内包したタイプの肥料であること。肥料を手に取っても汚れない、におわないという商品設計に、流通関係者のだれもが肥料もここまで進化したのかという感慨を持った。

 「ネクスコート(NeXCOTE)」の商品名は、ハイポネックス(HYPONeX)の「NeX」と、肥料成分がコーティングされているという意味を込めて「COTE」を組み合わせたもの。「ネクスト(NEXT)=次世代」の肥料という意味も持たせている。

 

新しいかたちの肥料でエントリーユーザーの獲得を

 

溶出のメカニズム
(1)1粒に植物の生育に必要な窒素、リン酸、カリ、マグネシウム、微量要素がバランスよく含まれている。(2)土にばらまくと、水やりごとに水分がコーティングにしみ込む。(3)コーティングにしみ込んだ水分が、内部の成分を溶かしていく。(4)肥料成分がゆっくり溶け出すため、3~4ヵ月均一に肥料成分を供給することができる
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肥料効果試験
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 「ハイポネックス原液」と「マグァンプK」というロングセラー商品を持つ同社にとって、新たな柱となる肥料の開発は以前から持ち続けていたテーマだった。しかし、機能的にも優れた両商品が、開発の高いハードルとして存在してきた。

 その一方で、同社にはユーザーから「肥料をもっと手軽に使いたい」、「液肥を与えたいけれど、使い方がよくわからない」といった声が寄せられていた。

 ガーデニング市場の拡大のためには、若年層を中心としたエントリーユーザー獲得が重要と考えた同社は、これらの声に応えるかたちで商品開発に着手。使いやすさと1シーズンに1回ばらまくだけという手軽さを追求したのである。

 家庭園芸で普及している一般的な被覆肥料のタイプは、バルクブレンドのものが多い。バルクブレンド肥料は、それぞれの粒同士が互いの短所を補うため、総合的には完成された肥料だが、「ネクスコート」は、1粒にすべての肥料成分を内包したタイプとなっている。温度などの影響を受けにくい樹脂でコーティングされており、土にばらまくだけで水やりごとに水分がコーティングにしみ込み、適切な量の肥料が溶け出していく。急激な肥料溶出がないため、肥料やけの心配が少ないのも特長だ。1回の施肥で約3~4ヵ月間、均一に肥料成分を供給することが可能だ。

 粒の色には土になじんで目立ちにくいカラーを採用。また、ベタつくことがなく、手に取っても汚れたり、においがついたりすることもないため、手軽に使える肥料となっている。

 

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