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2016年3月31日

【パナソニック】
店舗業務、バックヤード業務向けに堅牢性を高めた
4.7型音声通話対応ハンドヘルド

店舗業務、バックヤード業務向けに
堅牢性を高めた
4.7型音声通話対応ハンドヘルド

店舗業務やバックヤードでの作業に使用する業務用端末は、扱いやすい大きさや軽さであるとともにマルチな機能を搭載し、そして堅牢性の高いものが求められる。そうした要望に応えてパナソニックは4.7型液晶を搭載した「TOUGHPAD FZ-N1」を発売した。

 

パナソニックお得意の“頑丈さ”を“コンパクトボディ”に継承

 


店舗とバックヤードの双方で活用することが可能

 流通業の店舗やバックヤード、倉庫などで使用する業務用端末は、従来は専用のハンディターミナルが普及してきた。しかし専用設計であることから高価であったり、重く作業時にはかさばったりという欠点もある。さらにデータ送信はできても、通話機能を搭載していない場合には使い勝手が悪いという点も指摘されている。

 それに代わって、専用のアプリを搭載したスマートフォンやタブレットを用いることも不可能ではないが、落としたり濡らしたりして壊すことも多く、さらにバーコードリーダーユニットを別に持たなければならないという煩雑さも出てくる。

 パナソニックがこのほど発売した「TOUGHPAD FZ-N1」は情報端末、音声通話、バーコードリーダーの3機能を、コンパクトで頑丈なボディで実現した。パナソニックはすでに頑丈なタブレット端末である「TOUGHPAD」シリーズ各種のほか、同様に堅牢性を高めたノートパソコン「TOUGHBOOK」を製品化しており、それらの頑丈さを小型のハンドヘルドにも引き継いだ。

 大きさは幅74×奥行き156×厚さ16.3mm(バーコードリーダー部は31mm)で重さは約275g。手の小さな人でも使いやすいサイズと重さ。ディスプレーには4.7型HD液晶静電容量式タッチパネルを搭載。OSにはAndroid5.1.1を採用し、無線LAN接続はもちろんLTEに接続して通常の携帯電話と同様に音声通話も可能だ。ストレージの容量は16GB、RAMは2GBを確保しており業務用には十分な容量を備えている。継続して作業を行うことにも対応した大容量バッテリーを搭載。
 


2月23日には都内で「TOUGHPAD」新製品発表会が行われた。防水機能を備えているため、水槽の中に入れても大丈夫な設計となっている
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 流通・小売の現場では、業務用端末を持ち歩き、片手で本体を支えながら立ったまま入力作業を行うシーンが多い。作業中に端末を落として、壊してしまえば作業が滞る。そのため店舗業務やバックヤードでの作業向けに必要な機能として、まず“タフ”であることが求められる。「TOUGHPAD FZ-N1」は耐落下1.8mの耐衝撃性設計を取り入れている。これは本体の6方向に対してコンクリート面への1.8mの落下試験をクリアしたということ。加えて、さらに防塵・防滴・防水構造を備え、動作温度は-10℃から50℃と過酷な環境でも使用可能だ。

 

 

 
PDA・携帯電話・バーコードリーダーの機能を1台に集約した業務用端末

 

 業務用端末として使用するのに不可欠なのがバーコードリーダー。本体裏側に設置されたバーコードリーダーは、画面を見ながら読み取ったデータを確認しやすいように斜め下をスキャンするように配置されている。しかも暗い場所での作業にも対応し、ライトとエイマーを装備。冷凍庫のコンプレッサーノイズやマテハン機器のノイズがある倉庫内で作業する場合でも、通話音声をクリアに伝えるために3つのマイクとノイズサプレッサーを搭載した。

 ECサイトの利用が高まり、流通業にとってはリアル店舗に顧客をどのように誘引するかが大きなテーマになっている。リアル店舗の強みは接客。接客品質の向上が売上アップにつながることになる。店舗を訪れた顧客を前に、スピーディに在庫検索を行ったり、顧客にマッチした商品を提案したりするのにタブレット端末を活用する小売業が増えているのはそのためだ。そうした業務をさらに効率化するために、落としたり水で濡れたりしても壊れず、タブレットのほかに通話のためのスマートフォンやバーコードリーダーを備えた専用端末を持たなくても、これ一台で3役をこなす「TOUGHPAD」があれば業務の効率化が一層進むことになる。

 

読み取り部が斜め下をスキャンするように配置されているため、画面を見ながら操作・確認ができ、迅速で正確な作業が可能

ノイズサプレッサー機能搭載で騒音下でもクリアで快適な通話

 

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