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第111回

2016年1月15日

サンドラッグ新宿東口店がインバウンド激戦区に移転

DIAMOND Drug Store

 サンドラッグは昨年11月9日、平成28年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。その理由として上げられていたのが「インバウンド需要取り込み」の成功だ。そして同社が新たな“インバウンド需要の対応店”として、新宿のランドマークであるスタジオアルタ裏に同11月15日に開店したのが「新宿東口店」である。

 

 同社では以前、新宿紀伊國屋書店本店前に「新宿東口店」を構えていたが、同店舗が入居するビルが建て替え工事(解体)となることに伴い、同9月30日付けをもって閉店に追い込まれていた。そのため11月15日に新規開店した同店舗は、厳密に言うと「移転」となる。

 

 新店舗の営業時間は10時から22時55分まで。同店舗から100メートル以内には、マツモトキヨシ新宿東口店(24時間営業店)、ミネドラッグ新宿東口店、龍生堂薬局新宿中央店、アイスタイル(アットコスメ)がプロデュースした「@cosme×LABIBeauty station」を展開するヤマダ電機LABI新宿東口店が店を構えている。

 

 新旧店舗を比較すると、旧店舗は約80坪・1フロアで営業していたのに対して、新店舗は50~60坪・3フロアで営業している点が相違点に挙げられる。

 

 

 フロアごとの品揃えを見ると、1階(約60坪)ではOTC、健康食品・サプリメント、オーラルケア、ヘア関連品並びに催事コーナーなどを展開。取材時には、入口付近の催事コーナーで「インバウンド需要」が高いとされる商品を展開して、街行く人へのアピールに励んでいた。また2階(約50坪)は化粧品(カウンセリング、セルフ)とフットケア、生理用品など女性に焦点を当てた売場を展開。そして3階(約50坪)はOTC、化粧品(カウンセリング、セルフ)、健康食品、生理用品、菓子、さらにステンレスボトル、包丁からミニカーまでの“インバウンド需要”が高い商品を揃えた専門売場となっていた。ほとんどの商品が1、2階と重複して配置されているが、「お目当ての商品が集まったフロアで買物するのが効率的」と考えてか、同店舗取材時には中国人訪日客が3階でスマートフォンを見ながら商品を購入している姿を複数回目撃することができた。

 

 なお展開商品で気になったのが中国人訪日客からの人気が高いベビー用紙オムツが展開されていなかったこと。出産後の母親に多いと言われている軽失禁関連商品(ライナー、パッド)も未展開だった。都心の店舗という理由でMDから外れたと考えられるが、近隣ではヤマダ電機がこれらの商品をしっかり展開していただけに少し残念さが残った。

 

(左)新店舗は3階建て。裏手には強力な競合企業店舗が営業している。
(右)現在の旧店舗跡地と新店舗への案内表示
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