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2015年6月24日

ファクトベースで検証する出店戦略〈4〉
売上予測の決め手は「通行量」

2.店舗が「見える」か「見えない」か
 (関連資料:ダイヤモンド・オンラインサイト【既存店実査シート】の「視界性」)

 

 店舗が「見える」か「見えない」かは、来客数の増加を図る上で真っ先に確認すべき項目です。私たちはこれを「視界性」という評価基準で計測します。その良し悪しを決めるのは、次の4つのポイントです。

 

<1>「起点」(どこから見えているか)
<2>「対象」(何が見えているか)
<3>「距離」(どれくらいの距離から見えているか)
<4>「主体」(どんな状態で見えているか)

 

 都市型店舗では「駅の改札口や大規模小売店のメインの出入口などから店舗が見えるか」「どんな店なのかが一目でわかり、看板が歩行者に向けられているか」「20m以上手前から見えるか」「店舗や看板が歩行者の視野の35度以内にあるか」といった点が評価の基準になります。

 

 

3.店舗に「入りやすい」か「入りにくい」か
 (関連資料:ダイヤモンド・オンラインサイト【既存店実査シート】の「アプローチ」)

 

 視界性と同じく、店舗へ「入りやすい」か「入りにくい」かも、来客数に大きく影響を及ぼします。私たちはこれを「アプローチ」という評価基準で計測します。具体的には、電柱や段差などの障害物による「物理的な要因」と、歩道幅やセットバックなどによる「心理的な要因」の2つに大別できます。

 

 たとえば、店舗前の歩道幅が広ければ広いほど高く評価できます。狭い歩道では我先にという心理が働き、歩く速度が速くなるからです。それゆえ店舗前の歩道幅は、少なくとも2〜3m以上は確保したいところです。ただし、駐輪などの障害物によって歩道幅が狭くなる場合もあるので、営業時間帯の状況を確認する必要があります。

 

 セットバックは、店舗が見えにくくなり、視界性に直接影響を及ぼします。さらに間口が狭いと大きなマイナス要因になるので、看板などで視界性を補強する必要があります。また、段差などの障害物はすべて入りにくさにつながります。

 

<<<関連資料:ダイヤモンド・オンラインサイト
【既存店実査シート】はこちら>>>

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