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第34回

2015年4月13日

DCMホールディングスがサンワドーを完全子会社に

阿部 幸治

 国内最大手ホームセンター(HC)のDCMホールディングス(久田宗弘社長)が4月10日、中堅HCのサンワドー(中村勝弘社長)を株式交換により、7月1日に完全子会社化することを発表しました。

 

 サンワドーは、DCMブランドのプライベートブランド(PB)商品をはじめとするHC商材の商品供給力や、グループ会社の店舗運営技術力を得るとともに、自社独自のノウハウを加えて収益性を計画的に改善できることを見込んでいると言います。一方のDCMホールディングスとしてはこれまで持っていなかった事業形態やノウハウを新たに加えることで顧客層の拡大を見込むとしています。

 

 サンワドーは6月26日付でジャスダック上場廃止。株式交換はDCMホールディングス株1株に対し、サンワドー0.9株の割合で実施されます。

 

 DCMホールディングスの連結売上高は4247億円、営業利益180億円(いずれも15年2月期)で、日本国内に559店舗を展開しています。一方のサンワドーは売上高308億円、営業利益3億円でHC24店舗に加え専門店を展開しています。

 

 DCMホールディングスの子会社(ホーマック、カーマ、ダイキ)による子会社化の動きはこれまでもありましたが、直接ホールディングスが子会社化するのはDCMホールディングス誕生から初めてのケースとなります。買収される側の企業名と店名が残る、ホールディングス方式による合併・統合は、食品スーパーマーケットでも主流のやり方。地方中堅HCの再編の受け皿として、こうした動きは活発化するのでしょうか?
 

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