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2015年3月11日

特別編【第1回】 1年後からの未来<2015>
震災の中で強く感じた
社会とのつながりから誕生した新事業
ウジエスーパー 取締役 吉田芳弘 氏

今日は2015年3月11日。東日本大震災から丸4年のメモリアルデーです。被災された方には心からお見舞いを申し上げ、亡くなられた方には御冥福をお祈りいたします。今なお被災の中にいて、未来に向かって懸命に生きる皆様に心から声援をお贈り申し上げます。私は震災後11回に渡ってここに記録を記しました。BCP(事業継続計画)のヒントになる等、全国からお問い合わせや反響、励ましをいただきました。連載から3年。応援にお応えする意味で、私なりの総括と見えている未来、動き出した現実を感謝の言葉に変えてお伝えさせていただきます。

 

震災後を脱し未来へ向かって歩き始めた瞬間

 

 

 2015年2月14日の昼過ぎ、東日本を襲った3.11の大災害から丸4年になろうとしているころ、私はあのときと同じように、地元宮城を離れ、東京に来ていた。

 

 江東区の国際展示場「東京ビッグサイト」で開催されていた「低炭素杯2015」に出席するためだ。

 

 低炭素杯は一般社団法人地球温暖化防止全国ネットが主催し、地球温暖化防止や低炭素社会実現に向けた優れた取り組みを表彰するもの。今回で5回目になる。

 

 当社は今年から特別協賛として名を連ね、私自身が審査委員の末席に身を置き、またウジエスーパーが提供する「最優秀エコーガニック賞」を授与するために参加したものだ。

 

 

 前日の13日に、全国1,730の団体から書類選考を経て選ばれたファイナリスト39団体によるプレゼンテーションが行われ、審査の結果、環境大臣賞他、各賞の受賞者が選ばれた。

 

 これを受けて、この日は、各賞の発表と授与式が行われていたわけだ。

 

 受賞者に表彰状と記念品が贈られる光景を壇上のプレゼンター席から眺めながら、私は1年前を思い出していた。

 

 実は、前年の「低炭素杯2014」で、この大会の最高賞の環境大臣賞グランプリを受賞したのが我がウジエスーパーとウジエクリーンサービスの取り組みであった。

 

 そして、このときこそ、私たちが「震災後」を脱し、未来へ向かって歩み始めた瞬間だと思っている。

 

株式会社ウジエスーパーグループ 取締役 吉田芳弘 氏

 私たちは、ただ単に企業イメージや、宣伝のために環境活動や社会活動に参加しているのではない。

 

 そこには、私たちなりの強い決意と、未来を見据えた重要な意味がある。

 

 東日本はあの災害からまだ完全に立ち上がっているわけではない。

 

 そのような中で、私たちがなぜ今回のような環境活動に参加することになったのか、その経緯を振り返ることで、災害後を脱して未来に走り出そうしている我がウジエスーパーと被災地の進むべき道を感じてもらえるのではないかと思う。

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