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2015年3月2日

RT FRONTLINE
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マツモトキヨシ ホールディングス 「処方せん送信サービス」を一部店舗で開始

 

 ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングス(千葉県/松本清雄社長)は、2015年2月から傘下のマツモトキヨシ(千葉県/成田一夫社長)の127店舗でスマートフォン(以下、スマホ)を使って処方せんを送信できる「処方せん送信サービス」の受け付けを始めた。

 

 マツモトキヨシの公式アプリをスマホにダウンロードした後、処方せんをスマホのカメラで撮影、受け取り日時や店舗を選択して送信すると指定の時間に薬を受け取ることができる。処方せんの画像やお客の情報は指定店舗の薬剤師が受け取り、内容を確認後に受け取り確認のメールを送信、薬の準備完了のメールをお客に返信する仕組み。

 

 同サービスを利用するには会員登録が必要。3月2日からは甲信越エリアの一部店舗でもサービスを開始する。

 

 スマホを使った処方せんの送信サービスは調剤薬局大手のクオール(東京都/中村勝社長)やダイエー(東京都/近澤靖英社長)が直営薬局ですでに始めている。

 

高島屋 画像認識アプリを配信

 

 高島屋(大阪府/木本茂社長)は、スマートフォン(以下、スマホ)のカメラを同社が発行するカタログの商品にかざすことで、オンラインストアからその商品の購入ができるアプリ「高島屋カタログスキャン」の配信を2015年1月から開始した。

 

 同アプリを利用することで、カタログ掲載商品を店舗に出向くことなく購入できるほか、オンラインストア上で検索する手間も省ける。NEC(日本電気:東京都/遠藤信博社長)の画像認識技術「GAZIRU(ガジル)」を活用し開発した。

 

 高島屋は、店舗やネットなどさまざまな販売チャネルを融合したオムニチャネル化を推進しており、商品在庫や顧客情報の一元管理により店舗とネットの品揃え共通化や相互利用の拡大をめざしている。「高島屋カタログスキャン」はその取り組みの一環。対象カタログは「2015 タカシマヤ アムール・デュ・ショコラ カタログ」。今後、ほかのカタログへの対応も進めていく予定だ。

 

ヤオコー ネットスーパーを開始

 

 ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)は、2015年2月から「ヤオコー三芳藤久保店」(埼玉県入間郡三芳町)を配送拠点にネットスーパーを開始した。

 

 取扱商品は生鮮食品(精肉・鮮魚・青果・生花)、日配食品、加工食品、酒類・住居商品、総菜、寿司、ベーカリーなど約4500SKU。

 

 パソコンやスマートフォンから商品を注文できる。ネット上の売場には、チラシ掲載商品のほか、ネットスーパー限定の「店長おすすめコーナー」を設けたり、「子育て特集」のページを用意する。

 

 利用可能エリアは、三芳町(藤久保、北永井、みよし台)、富士見市(関沢2・3丁目、鶴瀬西、西みずほ台、上沢3丁目、大字鶴馬〈東武東上線の線路の西側エリア〉)、ふじみ野市(市沢、うれし野、大井)。

 

 10時までに注文すると13時~15時、14時30分までに注文すると17時30分~19時30分の間に商品が届く。配送業務は外部業者に委託する。

 

 月会費500円(税抜)を支払うと送料は無料になるが、1回あたりの注文金額が1000円(本体価格)に満たない場合、別途少額注文サービス料100円(税抜)を徴収する。支払方法はクレジットカード(1回払い)のみ。

 

 同社は三芳藤久保店のネットスーパーでビジネスモデルを確立し、他店への拡大につなげていきたいとしている。

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