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第84回

2014年7月15日

ミズ(溝上薬局)
高齢者向け複合施設〈そいよかね〉開設
コラボ店舗「ローソン+MIZ」がオープン

DRUG STORE NEWS

 佐賀県内を中心に店舗展開するミズ(佐賀県佐賀市、木元伸一社長)は、6月1日、本部を構える佐賀市内に医療、介護、そして商業機能を一体化した複合施設〈そいよかね〉をオープンさせた。

 

 地元・佐賀地方の方言で「それいいね」を意味する言葉がそのまま施設名となった〈そいよかね〉は、年々増加する高齢者へ向けて医療・医薬品・漢方・化粧品・生活用品・住宅型有料老人ホーム・介護保険サービスなどをトータルで提供する施設。シニア層を中心に、「利用者にとって快適さと利便性を兼ね備えた“住み慣れた街で生涯過ごす”ためのコミュニティー拠点をめざす」(木元社長)。

 

  〈そいよかね〉は、①内科、皮膚科、産婦人科、歯科、脳神経外科が揃うクリニック棟、②居宅介護支援事業所も入る住宅型有料老人ホーム棟、③ローソン(東京都品川区、玉塚元一社長)と、ミズが初めてコラボ出店した調剤併設型コンビニ・ファーマシー「ローソン+MIZ」と、地元洋菓子店「北島」からなる商業施設棟からなる。敷地面積は7253㎡(約2194坪)で、かつて生協店舗やミズの旧店舗が出店していた同地に加えて、ミズが周辺を一体的に開発した。

 

 注目は、今回初登場となるミズとローソンによる共同店舗。460㎡(約140坪)の売場には、およそ8000アイテムを展開する。ローソンとの共同MD(商品政策)で充実した食品の品揃えに加え、ミズが注力している漢方やコスメのオリジナル商品、介護分野で高い評価を受けるシューズブランド「あゆみ」(徳武産業)などをコーナー化している。また、カウンセリング中心の漢方、コスメスペースは店内で仕切り、専用の相談カウンターを設けた。

 

 全国でCVS(コンビニエンスストア)とDgS(ドラッグストア)や調剤薬局が共同出店するケースも増えているなかで、互いの機能の融合と再配置に取り組み、オリジナルフォーマットの開発を試みている。

 

 ローソンから導入した商品の多くは、ナチュラルローソンでも展開する食品など同社オリジナルのものがメーンに展開されるほか、日用雑貨の一部でもローソン仕入れによって導入されているという。モデル店でもある湯島駅前店(東京・文京区)をベースとしてMDが構築されている印象だ。両社の間では、店舗全体の取扱商品の選定や棚割に関し「随時協議を進めて、今後も改善を進めていく」(木元社長)とし、改善を進める。

 

 ローソン+MIZの調剤部門に所属する薬剤師は3人。月間の処方箋受付枚数は1500枚程度を見込む。〈そいよかね〉では、ローソン+MIZを会場に地域の生活者が参加する健康プログラムを実施するほか、薬剤師による訪問服薬指導など在宅医療への施設内外の連携を深め、施設のハード面だけではなく、ソフト面での機能充実をアピールしていくという。

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