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2009年9月4日

ファーストリテイリング長期事業計画を発表!
柳井会長兼社長スピーチ全文掲載

  「国内ユニクロ事業は、10月2日に銀座店を増床リニューアルオープン。10月23日に名古屋栄店をオープン。2010年春に渋谷プライム店(仮称)、2010年秋に大阪心斎橋に超大型店を出店する。その他、続々と大都市圏を中心に大型店を開設する予定だ。また、百貨店など都心の好立地にも出店したい。現在、いろいろな百貨店から様々なオファーが来ている。百貨店にとっても、われわれにとっても非常に良い取組だ。同時に小さな店舗もどんどん出店する。エキナカやエキチカのようなお客様が気軽に立ち寄れるお店をつくりたい」


 

 「海外ユニクロ事業は、アジアナンバーワンをめざす。アジアは近未来的には世界で唯一安定成長している巨大市場。だからユニクロにとって最大の成長事業といえる。アジアの国々の方々は日本や東京への親近感を持っているので、われわれはそれをビジネスチャンスに変えていきたい。中国・香港、韓国、東南アジアとできれば、倍々ペースで出店数、売上を伸ばす。とくに中国、韓国では早期に100店舗を達成し、ナンバーワンブランドになりたい。東南アジアは、シンガポールを中心にその周辺国、われわれの店舗や業態が成立しそうな国にはすべて出す」


 

 「10月1日にはパリのオペラ座通りに売場面積約650坪のグローバル旗艦店を出店する。世界市場に向けたショーケースとして現時点で最高のユニクロを表現する。事前の販売促進としてはパリ市内にラッピングバスを走らせたり、マレ地区に期間限定店、世界的に有名なセレクトショップ「コレット」に期間限定コーナーを出店した。来春にはアジア初で世界最大のグローバル旗艦店を上海にオープンする。またロシアのモスクワにも開業する。そして2020年には中国市場で1兆円、中国以外のアジア市場で1兆円、欧米市場で1兆円の売上を稼ぎたい。その実現に向けて、アジア各地への積極的出店と欧米大都市に集中出店していく」 


 

 「国内関連市場については、『g.u.』(ジーユー)を第2のユニクロになるように成長させる。2013年時点の売上高500億円、200店舗体制をめざす。990円ジーンズに代表される市場最低価格商品を追求する。2009年秋には、新990円シリーズを投入する予定。またキャビンは、SPAとして完成させる。主力2ブランド(ザジ、アンラシーネ)への集約と集中出店を実施。ユニクロの生産インフラを活用し、ファッション性を追求しながら、低価格を実現する。ユニクロ銀座店内に主力2ブランドを出店し、『キャビンのショーケース』として認知向上をめざす」


 

 「今後、グループ間の相乗効果の最大発揮をめざす。新規事業として『ユニクロシューズ』を立ち上げる。これは新しい靴事業としてグループ内のノウハウを結集し て、商品を開発し、ユニクロ大型店とビューの店舗で販売したい。またニューヨークの<セオリー>をパリに、パリの<コントワ・デー・コトニエ>をニューヨークにという具合に出店情報・インフラの相互活用もしたい。同一立地、施設へのグループブランド複合出店する」

 

 「こうしたことを実現するために『グローバルワン・全員経営』でFR全体を変えていかなければならない。そのための人材創出と組織強化をする。とくに経営人材の育成を図りたい。多数の優れた経営人材こそがFRグループを変革すると考えるからだ。『FR Management and Innovation Center』(通称:FRMIC)を設立 し、仕事が教育になり、教育が仕事になる新しいタイプの会社づくりを進めていく。世界中のどこでも経営者になれる200人を育成するのと同時に世界各国における優秀な新卒採用を加速させる。そのために本部機能の強化としてグループ企業の連携強化を目的に、新東京本部を立ち上げる。2010年春に東京ミッドタウンへの移転を決めた」

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