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2009年9月4日

ファーストリテイリング長期事業計画を発表!
柳井会長兼社長スピーチ全文掲載

  「これまでわれわれは新しい市場を創出できる服づくりに徹してきた。フリース、カシミヤ、メリノ、ジーンズ、ダウン、ドライポロ、ヒートテック、ブラトップ、シルキードライ、サラフィン、UT、+Jなど数え上げればきりがない。いままでになかったカテゴリーはもちろん、いままではあったのだが自分たちの生活とは関係がないと思われていた服が自分たちの生活自体を変えていくことを理解してもらえた。これからも人々のライフスタイルをよりよい方向に持っていけるような服を売っていきたい。そして新しい価値を提供する商品を世界中で販売する」


 

 「2005年に私が社長に復帰した時点でのビジョンは、2010年に売上1兆円、経常利益1500億円を達成するというものだった。画期的なカジュアルウエアを開発し、革新的なグローバル企業をつくり、世界一のSPAをつくるというものだ。そのときのモットーは、再ベンチャー化、グローバル化、グループ化だ。再ベンチャー化というのはもう一度ベンチャー精神を取り戻すということ。企業の原点はベンチャー精神にあるからだ。また、国際市場に進出するということは、企業自体がグ ローバル化を図る必要があるはずだ。さらにいまよりも影響力をもって人々のライフスタイルを変えるためにはユニクロブランドひとつだけでは不可能であり、グループ企業をつくる必要があると考え、3つのモットーを掲げた。しかし、その時点では世界一になる可能性は5%もなかった」 


 

 「われわれの今シーズンのモットーは『FROM TOKYO TO THE WORLD』。ユニクロ=東京、ユニクロ=日本という図式を定着させたい。その実現のために東京を中心に都心に大量出店したい。また、駅の内外に小型店舗を大量出店する。同時に世界中の大都市に集中出店したい。さらには、このモットーをを世界中に伝えるためのグローバルマーケティングを徹底したい」


 

 「この秋冬物は“価格”“品質”がすでに認知されているという前提に立って、“スタイル”を提案するように努める。『いま欲しい旬のアイテムが必ず見つかる』『いま着たいコーディネートに必ず出会える』というようなことをやっていきたい。加えて、私が世界最高の服デザイナーと考えるジル・サンダーさんと一緒に『+Jコレクション』を発表する。コンセプトは『Open the Future』(未来を開け!)。いままでにない服。未来を開ける服を一緒につくっていきたい。シンプルであるがゆえの贅沢さ。デザインにおける純粋さ。美しさと快適さ。あらゆる人への高品質といったものを実現したい。これはユニクロの新しい可能性を開くコレクションに必ずなる。10月1日、パリのグローバル旗艦店で販売するのを皮切りに全世界で販売していく。日本では銀座店の増床オープンの10月2日に全国90店舗で販売する」

 

 「われわれは本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を提供したい。たとえば、世界最高と言われている日本の繊維テクノロジーをマーケティング力とマーチャンダイジング力によって商品化し世界中の消費者に提供する。『アニメ・漫画』『コンピュータゲーム』『ケータイ電話』など世界最先端を行く今の日本を代表する文化を高いクリエティビティでカジュアルウエアとして表現し、世界中の人々に提供したい」


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